こんにちは!
今日は、就職活動をスタートしてまもない方に向けて記事を書いていこうと思います!
おそらく、就活を開始したばかりの皆様はこんな感情で渦巻いているのでは?
・就活って大変そう。
・何から始めたらいいかわからない
・自分にアピールできるものなんてない
などなど。色々あると思います。そこで今日は、就活において、大前提理解してほしいDoではなく、Be思考について、そしてBe思考を磨き込む上でポイントとなる3つの要素について僕の就活経験を交えて共有できたらと思います!
<目次>
就活とは?
就活で意識すべきBe思考とは?
人・本・旅をすべしというコトバとの出会い
今日からできること
終わりに
就活とは?
さて、早速ですが、もし「就活とは何か?」と問われたら皆様はなんと答えるでしょうか。正解・不正解はないので、ぜひ自分なりの解を出してみてください!
僕がもし「就活とは何か?」という問いをもらったら、こう答えます。
「自分の人生について考える最初の一歩である」
えー。ざっくりー。と思われた方もいると思いますが、一言でいうとこれにつきると思います。流石にまだ抽象度が高いのでもう少し噛み砕いていきましょうか。では、「人生について考えるとはどういうことか?」についてですが、少し質問を変えてみましょう。
「あなたは自分が死ぬ時、周りになんと言われていたいですか?」
つまり、自分の人生、誰に・どのように記憶されたいか?それが究極の人生を考えることであると僕は思います。すでに拝読した方もいるかもしれませんが著名な著者であるロバート・キヨサキ氏の『キャッシュフロー・クワドラント』の冒頭にこんな一文があります。以下引用します。
あなたのゴールは何か?」という質問の答えは、「道こそがゴールだ。」このことばは表現こそ単純だが深い意味を持っている。これを言い換えると自分の道を見つけることが人生の目的だということだ。
自分の道とは、職業や収入、肩書き、あるいは人生における成功や失敗を意味するわけではない。自分の道を見つけるというのは、自分がこの地球に生を受けた理由を見つけることだ。あなたの人生の目的はなんだろう。人生というこの素晴らしい贈り物を与えられた理由はなんだろう。あなたが人生に返すことができる贈り物は何だろう。
少し哲学ちっくな表現でありますが、人生を考えるとは、道をみつけること。つまり、自分だけしかできない地球へ貢献できることをみつけることなのです。
いやいやいや。もっとわけわからなくなってきた。すいません。この道をみつけるということは、人生をかけて行うことです。つまり、就活の期間ではたぶん、というかおそらく、というか決して道は見つからないと思います。
だから、僕は「就活とは何か?」の定義で“最初の一歩”というコトバを使いました。
では、人生における自分だけの道を見つけるための最初の一歩とは何か?それが、自分がなりたい姿、つまりかっこいい!と思える姿を言語化することです。
就活で意識すべきBe思考とは?
Do思考とBe思考って聞いたことありますでしょうか。
書いて字のごとく、将来なにをしたいか?を考えることがdo思考。一方で、将来自分がどういう人間でありたいか?を考えることがBe思考です。
人生について考える上でどちらも大切ですし、優劣もありません。しかし、僕は考える順番がとても重要だと思っています。Be思考→Do思考の順です。
もちろん、すでにこれを将来やりたい!と明確にある方もいらっしゃると思います。しかし、そういう方は稀だと思います。特に日本においては。
そして、就活始めたてのころ、Do思考で就活をしてしまうと多分すぐ行き詰まります。
あれ。将来やりたいことってあるか?そもそも社会人が何かもわからないのに、これをやりたい!なんてわかるのだろうか。
などなど。そうです。Do思考だとわからない。で思考停止してしまう可能性が高いです。
しかし、Be思考だとどうでしょう。将来こんな人間になりたいなーというのはなんとなくイメージできるのではないでしょうか。
ロールモデルが近くにいれば、その方を将来あるべき姿に設定してもいいですし、ロールモデルなんていない!というかたも漫画とかでかっこいいと思うキャラとかでもいいと思います!
漫画を使った自己分析方法については以前記事を書いているので、合わせてご参考にしてください!
人・本・旅をすべしというコトバとの出会い
そして、自分のBeを思考するためのキーワードがあります。それが「人・本・旅」です。この「人・本・旅」というコトバは僕が就活を始めてまもない頃に出会い、僕の就活に多大なる影響をもたらしたコトバです。
このコトバと出会っていなければ、複数社から内定を頂けた事実もなかったのだろうなとすら思います。
この「人・本・旅」という言葉はライフネット生命を創業され、現在立命館アジア太平洋大学の学長をされている出口治明さんが『知的生産術』という本の中で、日本人が学びを得るための要素をさしている言葉です。
Be思考とは突き詰めると、自分がかっこいい!と思うことにいかに多く触れることができ、そしてかっこいい!と思うことを経験できるかが重要だと思ってます。
そして、自分にとってのかっこいい!に触れることができるのが「人・本・旅」だと僕は思ってます。
なので、僕は就活中本当にたくさんの本を読みました。特に以下の3冊にはとても影響を受け、著者が創業した企業を選考で受けるきっかけにもなりました。
<江副浩正>
リクルート創業者である江副浩正氏とリクルートの歴史が全て語られている本。
<渋谷の社長の告白>
サイバーエージェント創業者藤田晋氏のサイバーエージェントが上場するまでの物語。
<1勝9敗>
ユニクロを展開するファストリテーリング社長の柳井正氏の哲学。
そして、大学3年生の春休みにインドとスリランカに2週間旅立ちました。そしてインドで日本では当たり前じゃないことに数多く触れました。現地で多くの人とも交流しました。自分の中での価値観がどんどん洗練されていきました。
今日からできること
ここまで本記事を読んで頂いた皆様には今この瞬間からアクションを起こしてほしい!
誰か新しい「人」に出会い、学びを得るのもよし。何か新しい「本」を読み、学びを得るのもよし。はたまたどこか新しい場所に「旅」をして学びを得るのもよし。(今はコロナ禍で気軽に海外へ!というのは難しいかもですが、国内でも新しい土地に足を運ぶと意外な学びがあるものです。)
自分が真にかっこいい!と思うBeを探すアクションを小さくてもいいので起こしていただけたらと思います。
終わりに
今日は、就活を始めるにあたりの心構えについて記事を書いてきました!
世の中には、就活必勝!みたいな記事や本で結構あふれています。もちろん就活で内定を勝ち取るためには、テクニカルなことも知っておくべきです。
しかし、就活の初期では目先のテクニックに走るのではなく、もっと本質的なことに思考とエネルギーを割いていただきたい。と僕は思います。
その本質的なことを考えるきっかけにこの記事がなっていればこれ以上嬉しいことはありません。
今日は以上です!