こんにちは!
僕は、待ち合わせ場所に少し早く着いてしまい、できた時間とかはよく本屋にぶらっとより、ブラブラどんな本が並んでいるのか?を見るのが結構好きで習慣なのですが、最近あるタイトルの本がたくさん並んでいるなーと感じました。それが、このブログのタイトルにもある「アート思考」「デザイン思考」です。
ちなみに、「アート思考」「デザイン思考」の対義になるのが「ロジカル思考」「クリティカル思考」になると思いますが、これらのタイトルが付いた本が本屋の目につく部分に並んでいるのは、ここ最近みていない(気がします)。
そこで、なんでここまで「アート思考」「デザイン思考」がトレンドになっているのだろうか?を疑問に思ったので、何冊か読んでみましたので、本で書かれていた内容のサマリや僕が個人的に感じたことを本記事でシェアしていけたらと思います!
<目次>
そもそもなぜ僕は本屋をよくブラブラするのか
アート思考・デザイン思考がトレンドであるワケ
アート思考・デザイン思考から学んだこと
アート思考・デザイン思考を学べるオススメ本3選
終わりに
そもそもなぜ僕は本屋をよくブラブラするのか
アート思考・デザイン思考についてお伝えする前に、僕が本をブラブラする「意味」についてお伝えしてみたいと思います。
なぜ僕が隙間時間で本屋をブラブラするかというと、本屋は今の世の中のトレンドが一目でわかるからです。本屋にいくと、必ず今話題の書籍が集合している「今ホットな本コーナー」があると思います。そのコーナーにどんなタイトルの本があるか?ぜひ一度意識してみれもらいたいなと思います。
今だと、DXとかSDGsとか、あとはお金についてとかが多いですしょうか。
本屋の「今ホットな本コーナー」にある本は世の中的に気になっている人が多い本ということなので、世の中のトレンドをざっくり把握するには大変有効的だと僕は思ってます。
そして、今回の記事のテーマとしてピックアップした「アート思考」「デザイン思考」もこの「今ホットな本コーナー」に陣取っているテーマであることに気づき、トレンドになっている背景や「アート思考」「デザイン思考」とは何か?を知りたい!と思ったのが今回の記事の背景になります。
つまり、本屋は学びのきっかけとなる情報の宝庫であるということです。
アート思考・デザイン思考がトレンドであるワケ
では、早速「アート思考」「デザイン思考」がトレンドになっている背景についてお伝えできればと思います。
その前に、「アート思考」「デザイン思考」とは何か?を理解する必要があると思うので、「ロジカル思考」や「クリティカル思考」と対比しながら、その概念についてお伝えできればと思います。
<アート思考・デザイン思考とは何か>
厳密には「アート思考」と「デザイン思考」は異なる概念です。
「アート思考」は「自分」が世の中との関わり合いから世の中をどう解釈し、それを表現するかという自分基軸の発想法であるのに対し、「デザイン思考」は「カスタマー(消費者)」に基軸を置き、カスタマーが求めるものは何か?その求めるものをどう実現していくか?といった思考法です。
ですが、個人的に「アート思考」と「デザイン思考」に共通していると思うのが以下の2点です。
・正解はない前提であること。
・考えるよりもまずやってみること
・問いの質が重要であること。
・ビジョン・アイディア起点であること。
ここで、「ロジカル思考」や「クリティカル思考」と対比して考えてみましょう。これまでビジネスにおいて圧倒的支持を受けてきた「ロジカル思考」や「クリティカル思考」は、既存の問題から、課題をいくつかのファクトから設定し、打ち手を設計し、問題解決をするための思考法です。
つまり、問題解決のためのボトルネック、つまり正解を見つけるための思考法であり、動く前にまずじっくり考えることが重要であるものです。
一方、「アート思考」や「デザイン思考」はビジョン・アイディアファーストです。こんなモノ・コトが世の中にあったら、より便利になるのではないか?今世の中であまり取り上げられていないが、こんなことが今後問題になるのではないか?などアイディアファーストであり、問題解決ではなく、問題発見のための思考法なのです。
なんとなく違いについて伝わったでしょうか。
<背景にあるキーワードはVUCA>
では、なぜ今のトレンドとして「ロジカル思考」「クリティカル思考」よりも、「アート思考」「デザイン思考」がホットなのか。それは、VUCAの時代に突入していることが大きな背景だと思います。
VUCAとは、アメリカの軍隊発端のコトバで、英語の変動性・不確実性・複雑性・曖昧性の頭文字をとったもので、日本語だと予測不能な不確実性な時代とも言われます。
VUCAに突入した理由がいくつかあると思いますが、個人的には、グローバル化の加速とテクノロジーの発展が大きいのだろうと思ってます。
そして、企業はこのVUCAの時代、つまり正解がより一層わからない中で、ビジネスをスケールしていくことが求められるのが現状なのです。
ということは、企業で働く従業員もVUCA前提で仕事をする必要があるということ。このような背景から、正解がない前提で、動くながら、考えて改善し続けるために必要な「アート思考」「デザイン思考」がトレンドになっているのだと思います。
アート思考・デザイン思考から学んだこと
次に、僕が「アート思考」「デザイン思考」を学ぶために何冊か本を読んだ中で学んだことを共有できたらと思います。
たくさん気づきがありましたが、その中でも最も印象に残った学びは、“問い”の重要性と“持論”の重要性です。
次章でご紹介するアート思考という本に、かの有名な芸術家であるパブロ・ピカソのある名言が引用されていました。
子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。
僕はこのピカソにコトバに結構ビビッときました。芸術家とかアーティストとか聞くと、僕とはかけ離れた天才のことを指すのだ、という固定概念がありました。
しかし、芸術家、アーティストとは何か?彼らの考え方である「アート思考」「デザイン思考」に触れて、僕も芸術家・アーティストになれる。なりたい。そう感じました。
そのためには、自分なりに興味・関心を持ったことをたくさん経験し、たくさんの方と出会う中で、自分の人生における自分だけの“道”を見つけるための“問い”を持ち続けること。
そして、“問い”に対する“持論”を持ち続けることが、アーティストとして生きるために必要。そう僕は今回の記事を書くにあたり色々インプットして感じました。
アート思考・デザイン思考を学べるオススメ本3選
最後に、僕が「アート思考」「デザイン思考」を学ぶ上で何冊か読んだ中でオススメの本を3冊紹介したいと思います。この記事を読んでいただき、もっと「アート思考」「デザイン思考」について知りたい!と感じて頂いた方はぜひご参考にして頂けたらと思います。
アートとビジネス・資本主義の関係などがとてもわかりやすくまとまっている一冊です!
またアーティストがどのように考えているのか?についてバンクシーなどの実在のアーティストを引き合いに出しながら説明してくれるのでとてもイメージがわきやすいです!
個人的には一番オススメの本です!
各章で授業形式になっており、スラスラと読み進めることができます!
また、ワークも要所要所に散りばめられていて、実際の作品を元に、思考する、つまりインプットしながら、アウトプットができる仕立てになっているので、内容の咀嚼度が高まり、とてもオススメです!
元リクルートの方が書かれた本です。
の日本唯一の国立美大である藝大の学生・または卒業生のインタビューを中心に、藝大の学生はどのようなことを学ぶのか?また、どのようなことを考えているのか?について大変興味深い示唆がたくさん載っています。
終わりに
今日は、本屋でブラブラする「意味」と今の思考法におけるトレンドについて記事を書いてきました。
思考法のトレンドについては、ダイレクトに今求められる人材がどんな人材なのか?を反映していると思うので、ぜひ就活中の学生の方、または若手社会人の方には抑えてほしいテーマです!
では、今日はこれにて以上です!