こんにちは!
4月も下旬に差し掛かり、6月いっぴからの面接が決まり出している頃かなと思います!となると6月の面接までの4,5月の時間の使い方はめちゃくちゃ重要ですね。なーなーに過ごすのではなく戦略を持って、十分は準備をして面接に臨んで欲しいと思います。
今日は、リクルートの面接を控える方向けに、”組織文化”という切り口で記事を書いてみようと思います!リクルートの分析として少しでも気づきがあれば幸いです!
<目次>
①僕が最近面談にてよく受ける質問について
②組織文化とは何か
③今、組織文化はとても重要視されている
④リクルートの組織文化とは?
⑤終わりに
①僕が最近面談でよく受ける質問について
マッチャーやツイッターで学生の方と面談をしていると「リクルートの組織文化について知りたい!」という方が結構いらっしゃいます!
僕がいつもこの質問を受けていて思うのは、質問自体はとても重要な質問だと思う一方で、なぜ組織文化を知りたいのか。そして、どの粒度で組織文化を知りたいのか。(そもそもリクルートがどんな組織文化を大切にしているかについてはホームページに書いてますし)またまたそもそも組織文化ってどんなイメージで捉えているのか?が質問からわからないなーということです。
なんだこいつ、めんどくさいな。そんな前提細かく質問で伝える必要あるのかよ。と思われた方多いかもしれませんが、(すいません)結構大事なことだと思っていて、組織文化ってめちゃくちゃ抽象度が高い概念なので、「こんな文化だよー!」って答えが帰ってきたところで、上記の前提の考えを持っていないと「あ、なるほど!」の感想で終わってしまい、次の行動に何も移らないのでは?と思うからです。
ですので、リクルートの組織文化に着目されているのはとても素晴らしい観点だと思います。なぜなら後述しますが、リクルートの強さの源泉は人であり、組織文化にあると僕は思うからです。
なので、今一歩組織文化なるものについての思考を深めてみる。そんな気づきを与えられたら良いなと思ったことがこの記事を背景です。
②組織文化とは何か
前置きが長くなりすいません!要は、リクルートの組織文化について知るには、組織文化とはなんぞやについて知り、考えた方がリクルートというコミュニティーに関する理解が進むと思います!ということを言いたいわけです!
では、早速まず組織文化ってなに?について書いていこうと思います。僕が最近読んだ組織文化に関しての本で一番面白い、かつ学びがあったのが、『ウィニングカルチャー』という本ですが、この本から、組織文化の定義を引用しようと思います!
組織文化とは、組織で働く人々が何となく共有している価値観や雰囲気、くせのこと。社内の誰かをみて、あんな風に仕事をするのは格好いいな、自分もあんな風に働きたいなと、組織の中の人が共通して思う姿のこと。「格好いい」は価値観です。この価値観を評価し、自分も同じように仕事がしたいと思う人が組織の中に増えていくと、その「格好いい」は組織文化になっていきます。
とのことです。何となくニュアンス伝わりましたでしょうか。僕はめちゃなるほどなと思いました。組織文化とは、めちゃくちゃ端的に表現するとすると、会社で働く人の「格好いいと思う姿」である。そんな感じでしょうか。
②今、組織文化はとても重要視されている
では、次に組織文化についてのビジネス的なトレンドをお伝えしておきましょう!今、企業経営において、組織文化の重要性が叫ばれてます。なぜだと思いますか?
少し、思考してみて自分なりの答えを出せると腹落ち度が高くなると思います。
前提、これまで経営において差別化要因となっていた「モノ」では差別化しづらくなっていることが挙げられます。テクノロジーが進化している今、いくら良い製品を作ってもすぐ模倣され、コモディティー化していきます。要は、すぐにパクられてしまうのです。
そこで、今他と差別化する要素として、企業の競争優位性を高め、かつ維持するために注目されているのが、「ヒト・モノ・カネ・情報」における「ヒト」の観点です。組織文化は前章でお伝えした通り、ヒトの集まりである組織の価値観です。
そして、「ヒト」については「モノ」と異なり、すぐに模倣できないという特徴があります。そういった背景から、今強い組織文化をもつ企業はとても注目されているというわけです。
ちなみに、企業の差別化要素という観点とは別に、組織文化がどう企業の売上に繋がっていくのか、という点についてもお伝えできたらと思います!こちらは、先ほど紹介した『ウィニングカルチャー』に記載されていたことですが、とてもわかりやすかったので、引用します。
<引用元>『ウィニングカルチャー』中竹龍二著
つまり、組織文化がベースとなり、企業の仕組み・制度が出来上がり、仕組み・制度が従業員の行動、言葉、習慣を作り、従業員の行動、言葉、習慣が製品、サービスを広め、そして製品、サービスが成果になる。
この流れでいくと、一番基盤となるのが組織文化なのです。組織文化が短期的に成果に繋がることは難しいですが、なぜ今経営者が組織文化に注目するのか、それは、中長期的な経営において、不可欠な基盤だからということが理解頂けたかなと思います。
③リクルートの組織文化とは?
ではでは、前提はこれにておしまいとして、本題のリクルートの”組織文化”は?の問いに答えていきたいと思います!
ちなみに全然関係ないですが、僕は就職活動のとき、リクルートの組織文化への興味が止まらず、「無形資産の経営的価値について」というテーマの卒論を書き、事例としてリクルートを分析してました。まあ、アウトプットはひどすぎて全く公開できませんが。笑
余談はおいといて、リクルートの組織文化について考えていきましょう。ちなみに、リクルートの組織文化は、ホームページで公開してます。
<引用元>
ちなみに、これですね。まあ、ここまでは情報収集が自分でできますと。問題はこの先。この抽象的な言葉たちをいかに解像度をあげるか。ここが面談ですべき質問だと僕は思います。
それぞれの言葉について、文章書いてますが、結局それってどういうことなんだろう?と思考を深めることが重要なわけです。
皆様なら、どう上記3つの言葉の解像度を挙げていくでしょうか。
最近リクルートが一社に統合したこともあり、株式会社リクルート社長の北村さんのメッセージによく触れてます。そして、北村さんがよく発していた言葉が「変化」と「好奇心」この2つ。それぞれ、「新しい価値の創造」「個の尊重」の文章に含まれている言葉ですね!
僕なら、この2つのキーワードとリクルートで働くヒトの経験や考えを聞きます。面談で。
ちなみに、前者の「変化」については、ぜひリクルートの歴史を知っていただきたい。なぜ、「変化」の価値観を大切にしているのか、歴史から学べることはとても多いです。前の記事でも書きましたが、リクルート受けるなら以下の2つの本は少なくともどちらかは特に読むべきかと。
ちなみに、リクルートの組織文化については、これまでもブログで何回か書いているので、よかったら合わせて参考にして頂けたらと思います!
④終わりに
今日は、組織文化とは何か?なぜ重要なのか?そしてリクルートの組織文化を象徴するキーワードは何か?について書いてきました。
この記事を参考に、ぜひ組織文化の前提知識、そして、リクルートの組織文化の仮説を深め、リクルート社員の面談や面接に臨み、内定を勝ち取ってほしいなと思います。
僕でよければですが、いつでも面談大歓迎です!
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今日は以上です。