イケてる30代を目指すIT社員の雑記

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【IT企業行くなら知っておきたいトレンド】今、AIはどこまでできるのか?そしてリクルートとAIの関係性とは?

こんにちは!

今日は、「AI」について、記事を書いていこうと思います。「AI」という言葉はよく耳にしますよね。AIが人間の知能を超える「シンギュラリティー」が近い未来起こる!とか、AIによって、今の労働の約半分は淘汰される!とか色々話題にはなっているワードだと思います。

しかし、「ぶっちゃけ、AIって結局何ができるのよ」であったり、「AIが来る未来においてどんなスキルが求められるのよ」みたいなことって意外と考えたことないのではないでしょうか。

僕も正直そこまで考えて来なかったので、今日の記事を1つのきっかけに、AIについて色々知っていけたらという次第でございます。

<目次>

①AIとは何か?

②AIにできること

③AIとリクルートの親和性

④AI時代で必要な3つのスキルについて

⑤終わりに

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①AIとは何か?

そもそも、AIとはなんなのでしょうか。「Artificial Intelligence」の頭文字をとった言葉で、人工知能と訳されることが多いですね。

僕が「AI」について学ぶために購入した『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』によると(この記事では、この本をたくさん引用しようと思います笑少し分厚いですが、とてもオススメの一冊です。)AI=計算機×アルゴリズム×データと言えるらしいです。

AIと聞くと、なんとなく自動で色々やってくれるなんかすごそうなもの。というざっくりしたイメージしか持っていなかったのですが、この方程式でAIには、大量のデータが必要であり、そのデータを活用できるアルゴリズムと計算機が必須要素であることがわかるとだいぶAIという概念の解像度が上がるのではないでしょうか。

②AIにできること

ではでは、そのAIは今どこまで何をできるのでしょうか。どう思いますか?ビジネスの観点と、コンテンツという2つの観点で見ていきましょう。

<ビジネスの観点でのAI>

みなさま、リーバイスって知ってますか?多分ほとんどの方がご存知の、ジージャンやデニムで有名なアパレル企業ですね。実は、このリーバイスGoogleと協働し、すごいことをしてます。それが、「ジャカード」という商品。

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一見、普通のジージャンですが、実は、このジージャン。スマホが操作できるんです。どういうことかというと、ジージャンの袖の部分にチップが埋め込まれていて、袖を触るとスマホが操作できる、そんな商品なんです。いやいや、そんなの嘘でしょと思った方、ぜひ動画を見てください。

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このウェアラブルアイテムによって、またGoogleはAIに不可欠な、人間のデータを収集することになるのですね。このジージャンがどれだけ買われているかはわかりませんが。笑

<コンテンツ観点>

コンテンツ観点で行くと、映画のトレーラーや、それこそAIが作った映画なども続々と公開されてますが、僕個人として一番驚いたのが、「音楽」です。みなさん、AIが作った音学って聞いたことありますか?

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え?ワンチャン、ビートルズ?(ビートルズファンの方にぶん殴られそうですが笑)普通に聴き触り良いし、普通にヒットしてる洋楽です!と紹介されたら、うん、いい曲ですね!って返答するレベルの歌ではないでしょうか。(僕に音楽のセンスがなさすぎるだけかもしれませんが)

つまり、AIはよく人間の単純作業をなくす、みたいなことを言われてますが、人間にしかできない!と言われていた、いわゆるクリエイティブの分野でもどんどんできることのレベルが高くなっているということです。末恐ろしい。

③AIとリクルートの親和性

では、ちょっと脱線しますが、次に僕が所属するリクルートという会社とAIについて考えてみたいと思います。「リクルートはなんの会社?」と問われたら、なんと答えるでしょうか。IT企業?人材企業?元気のいいひとがたくさんいる会社?

売上のほとんどは人材分野の事業ですが、リクルートを一言でいうと、情報会社だと思います。リクルートは、もともと約60年前に、就職活動における情報の乏しさを解消するために生まれた会社。情報を必要としていると情報を発信している人をマッチングされることで、ここまで大きくなった企業と言える。ということは、リクルートは無数の情報、つまり、データを無数に抱えている企業なのだ。

AIの構成要素を思い出していただきたい。AI=計算機×アルゴリズム×データでしたね。この最後のデータをリクルートは、人材業界に限らず、人々のライフイベント全ての情報を有している企業なのです。

そして、リクルートは、自社でアルゴリズムを開発して、他社に無料で提供をしていたりもしてます。つまり、リクルートは、アルゴリズム×データにて、競争優位が今後期待できる企業ということです。リクルートの独自アルゴリズムについては、以下の記事をご参照ください。

「リクルート」が開発したAIの実力と野望とは? |AI/人工知能のビジネス活用発信メディア【NISSENデジタルハブ】

④AI時代で必要な3つのスキルについて

では、最後にそんな「AIが浸透したこれからの社会において、わたしたちはどうしたら良いのか?」を考えていきましょう。

将来的に、今の労働の約半分がAIによって淘汰される、とかとても頭のいい学者が言っているので、それはもう心配ですよね。

ホワイトカラーだからと言って油断できません。「音楽」も作っちゃうくらいですし。この問いに対して、とても示唆深い内容が詰まっていた本が、冒頭でも引用した『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生の人材育成』です。

上記本にAIの力を活用し、価値を生み出すには、データサイエンス力×データエンジニアリング力×ビジネス力で構成されていると言います。

僕はど文系人間なので、前者2つ、データサイエンス力とデータエンジニアリング力は、文字を見るだけで吐き気がしそうです。がビジネス力はなんとかなりそう。

まずは、ビジネス力を磨く、そして、じっくりデータサイエンス・エンジニアリング力を磨く、そんな理想の未来がくると、いいな。

さらっとしか書けなかったですが、上記本には、もっと必要なスキルや素養が書かれているので、ぜひ読んで見てください!就活で役立つ内容載ってます!

amzn.to

⑤終わりに

今日は、AIについて記事を書いて見ました。IT企業を志望している学生の方であれば、絶対AIについてのトレンドは知っておいた方がいいですし、リクルートの面接で逆質問でリクルートのAI活用について聞いて見ても面白いかもしれませんね笑