イケてる30代を目指すIT社員の雑記

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強いてリクルート入社のために必要なスキルをあげるとするなら?

こんにちは。

今日は、リクルートで特に求められるあるスキルについて記事を書いてみようと思います!

 <目次>

リクルートで特に求められるスキルとは?

リクルートで浸透している言葉と制度

③セルフ・アウェアネスについてのおすすめ本2選!

④終わりに

 

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リクルートで特に求められるスキルとは?

リクルートに限らず、社会に出ると成果を上げるために色々なスキルが求められます。ロジカルシンキングのスキルやエクセルのスキル、そして資料作成のスキルなど、本当に多岐にわたるスキルを磨き続けなければなりません。

そんな多くのスキルを求められて大変な社会人ですが、リクルートでは、あるスキルが(個人的には)特に求められると感じています。それが、セルフ・アウェアネスのスキルです。

横文字すいません。日本語で言うと、自己認識力です!これもあまりピンとこないかもしれませんね笑

 僕が、セルフ・アウェアネスという概念を知るきっかけになった『インサイト』から引用します。

セルフ・アウェアネス(自己認識)とは、要するに、自分自身のことを明確に理解する力ー自分とは何者であり、他人からどう見られ、いかに世界へ適合しているかを理解する能力だ。

(中略)内的自己認識は、自分自身を明確に理解する力のことを指す。それは、自分の価値観、情熱、野望、理想とする環境、行動や思考のパターン、リアクション、そして他者への影響に対する内的な理解のことだ。

(中略)外的自己認識は、外の視点から自分を理解すること、つまり周りが自分をどう見ているかを知る力だ。

(中略)要するに、真の意味で自分を知るには、自分自身を知ると同時に自分がどう見られているかを知る必要がある。

<引用もと>『インサイト

いかがでしょうか!だいぶセルフ・アウェアネスという概念の解像度上がったでしょうか。興味深いのは、最後の文章にあるように、セルフ・アウェアネスは自分自身を知る内的自己認識と自分がどう見られているかの外的自己認識の2つに分かれるという主張ではないでしょうか!

僕は、めちゃなるほどな、と思いました。就活中は特に、内的自己認識を極めることが自己分析?と思ってましたが、内的自己文出来だけでは足りないということですね。奥深い。

リクルートで浸透している言葉と人事制度 

では、なぜリクルートでセルフ・アウェアネスが求められると思うのか。僕が勝手にそう思っている根拠を次にお伝えしようと思います。

<浸透している言葉>

 リクルートで有名な言葉と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。よもやま?TTP(徹底的にパクる)?ATI(圧倒的当事者意識)?リクルートにはヘンテコな言葉多いですね。(ヘンテコって言ったら怒られますね笑)

おそらく、「お前はどうしたいの?」ではないでしょうか。この言葉こそ、前章で引用した『インサイト』でのセルフ・アウェアネスの定義に乗っ取りと、内的自己認識がないと答えられない問いだと思います!

僕もリクルートに入社して、この4月から3年目になりますが、実はめちゃくちゃストレートに「お前はどうしたいの?」とは正直問われてないですが、「どう思う?」など自分の意見を求められることはやはり多いなと感じてます。

つまり、リクルートは、自分の主張をしっかり持った人材がフィットする会社であり、求められている人材なのだと思います。

そこで、重要なのが、セルフ・アウェアネスで自分の価値観・主張を常に明確に持っておくことかとおもいます。

<人事制度>

リクルートには、WCMという人事制度があります!これは、WILL・CAN・MUSTの頭文字をとったもので、半年に一回、WILL(こんなキャリアを描きたい!)CAN(そのためにこんな能力開発をしたい!)、MUST(そしたら、このミッションをお願い!)を上長と目線合わせをする場があります。この面談で決まったMUSTのミッションに沿って考課が行われます。

「お前はどうしたいの?」の言葉はこの面談で出てくることが多いですね!リクルートはこのような自身のWILLを明確に伝えられる場があるからこそ、明確なWILLがある人の方が特だと思います。

もちろん、成果ありきですが、これをやりたい!という思いがあれば、主張できる。そして、個人的には、その主張を尊重してくれるのがリクルートかなと。

なので、別にWILLを必ずしも持て!ということではないですが、持っていた方がリクルートでは得すると思います。

③セルフ・アウェアネスについてのオススメ本2選!

最後に、セルフ・アウェアネスを磨くために個人的にとてもオススメの本を紹介しようと思います!

<インサイト>

まずは、上記でも少しご紹介した、僕がセルフ・アウェアネスという概念を初めて知った本です!この本はとても良著だと思います。僕のスタメンに長らく君臨している一冊です。

セルフ・アウェアネスを内的自己認識と外的自己認識に分ける主張も示唆的ですし、就活でおなじみの内省に置ける4つの間違った考え、の章は当時就活をしていた僕には鳥肌もんでした。

あとは、抽象的な概念がつらつら書いている本ではなく、もともとセルフ・アウェアネスがなかったが、今は自己認識ユニコーン(自己認識のスキルが凄まじい人)となっている人がどう変化したのか、の具体記載があるので、とても読みやすいし、イメージしやすいです!

ちなみに、最初に出てくるのは、なんとアメリカの建国の父である時ジョージ・ワシントン。若き人のジョージ・ワシントンはあまり知られること多くないですが、若い頃は、セルフ・アウェアネスを欠いていたせいで数多くの兵士を無駄死にさせてしまったそう。

そんなジョージ・ワシントンアメリカの建国の父まで駆け上がったのは、セルフ・アウェアネスの力。僕もこのはじめに、に書かれていたこのエピソードでこの本に吸い込まれたのを覚えています。自己分析に行き詰まっているという方は特に、ぜひ読んでみてください!

amzn.to

 

<セルフ・アウェアネス>

 2冊目にご紹介するのが、その名も『セルフ・アウェアネス』。リクルートの尊敬する先輩におすすめもらって買った一冊になります!

この本の主張も上記でご紹介した、『インサイト』に近いのですが、この本の特徴は、10名の世界の著名な心理学者や組織行動学者が色々な切り口で「セルフ・アウェアネス」を語っているところ。

インサイト』よりも手軽に読める分量なので、もしサクッと概要知りたい!という方はこっちの本を買われて良いかもしれません!

⑤終わりに

今日は、リクルートで特に求められるスキル、というテーマで記事を書いてみました。本記事でご紹介したセルフ・アウェアネスというスキルは、充実した人生を形作る上で絶対的に必要なスキルだと思います。

就活は、このセルフ・アウェアネスを磨き込む絶好の機会だと思いますので、ぜひ内的自己認識を高めるだけでなく、数多くの人と”対話”し、フィードバックをもらって、外的自己認識も高めることを意識すると良いかと思います!

いつでも面談しましょう!笑