イケてる30代を目指すIT社員の雑記

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【志望動機で悩む方へ】志望企業のクライアントは誰か?

こんにちは!

今日は、志望動機について記事を書いていこうと思います。就活の面接で王道の自己PRと肩を並べるくらい頻出なのが、志望動機ですよね。

しかし、志望動機が抽象的でなかなか腹落ちすることが言えない、といった面接を経験された方も多いのではないでしょうか。

そこで、今日は腹落ちした志望動機を面接官に伝えるためにどんな準備をすれば良いのか、という観点で僕の考えをお伝えできたらと思います!

<目次>

①なぜ面接官は志望動機を聞くのか

②志望企業のクライアントが誰かを把握する

③志望企業のクライアントの不・課題も把握する

③終わりに

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①なぜ面接官は志望動機を聞くのか

志望動機を考える上で、まず前提考えるべきなのが、「なぜ面接官は志望動機を聞くのか」ということですね。

第一志望なのかどうかを判断するためかな、とか思うかも知れませんが、第一志望ではなくてもきっと第一志望です!って元気に言いますよね笑

志望動機で第一志望かどうかを判断できないとすると、なぜこの質問をするのか。少し考えて見ると良いかも知れません。

どうでしょう。

なんとなく答え出ましたでしょうか。

30秒でもいいので、ぜひ考えて見てくださいね。

僕の勝手な持論にはなりますが、僕はれだけ企業のことを深く知るための思考・行動を行ったか、かなと思ってます。

みなさん、「弊社への志望動機は何ですか?」という質問に今なんと答えているでしょうか。

・ビジョンに共感して!

・自分は将来起業したくて!

・給料がよくて!

・人事の方が美人で!

エクセトラ・・・

といった感じでしょうか。ストレートでとてもいいと思うのですが、結局上記全て自分都合の動機なんですよね。本音は自分都合でいいかもですが、面接で伝えるのなら、企業目線で伝えた方が絶対印象いいと思います。

では、企業目線で志望動機を伝えるにはどうすれば良いのか。それは企業深く理解した上で、どう企業と当人の動機が具体結びつくのかを伝えることだと思います。

そして、紐付けを行う上でとても重要なのが、企業のクライアント(顧客)は誰なのか、そしてクライアントにどんな価値を提供する企業なのかを理解するということです。

②志望企業のクライアントが誰かを把握する

では、リクルートを題材に考えみましょう。

前提として、自己分析の結果、自分は困った人を助けたい!という動機が強い人間だとしましょう。志望動機で、「自分は、困った人を助けたいので、社会の不を解決するというビジョンのリクルートに入りたいです。」では、ちょっと内定は厳しそうですよね。

では、ここでまずリクルートがどんな”社会の不”を解決しているのか?を解像度あげてみましょう。

リクルートは色々なサービスを展開していますが、例えとして、みなさまおそらくおなじみのタウンワークという求人広告サービスで考えてみましょう。

タウンワークはどんな不を解決しているのでしょうか。まあ求人広告なので、働くに関しての不であることはなんとなくわかりますね。

では、質問を変えましょう。タウンワークを提供するクライアント、いわゆるお客様は誰でしょうか。タウンワークは求人広告でも特にアルバイト・パートに強い媒体です。なので、メインは、販売・サービスや飲食のクライアントが多いです。

ではでは、例えば飲食のクライアントが抱えている不とは何でしょうか。今だとコロナで売上が立たないことが大きな悩みかも知れませんね。

しかし、コロナが落ち着き、活況が戻れば、必ず人材不足が飲食店では不になります。アルバイトがいないとお店が回りませんし、店長がホールに出てしまうと店長が本来すべき業務ができなくなってしまうからです。

では、冒頭の志望動機に戻りましょう。

「自分は困った人を助けたい!という思いが強いです。特に、御社のタウンワークの大多数を占める顧客群である飲食店は、コロナの影響でとても苦しいと思います。そんな飲食店の経営に困っている人たちを採用を通じて、助けたい。それが御社の志望動機です。」

どうでしょう。だいぶ、マシになったような気がしないでしょうか。

③志望企業のクライアントの不・課題を把握する

余裕があればですが、志望する企業のクライアントとなるメイン企業についてや業界についても情報収拾できていると強いでしょうね。

さっきのタウンワークの例でいうと、外食業界ってどのくらいの市場規模なのか?外食業界に置ける課題は何か?など知っていると、志望動機により一層説得力が増します。

「自分は困った人を助けたい!という思いが強いです。特に、御社のタウンワークの大多数を占める顧客群である飲食店は、コロナの影響でとても苦しいと思います。かつ、まだまだIT化が進んでいない業界でもあり、作業の生産性が低いために、労働時間が伸びてしまうという課題もあると思います。そんな飲食店の経営に困っている人たちを採用を通じて、助けたい。さらに、飲食店の生産性向上という不も御社のAir シリーズのサービスで解決できる。そんな包括的に、困っているクライアントを助けることができる御社を志望したいです。」

どうでしょう。グッと志望動機の解像度が高まったと思いませんか?

④終わりに

今日は、志望動機について書いてきました。

コミュニケーションの基本は、「いかに相手目線に立てるか」だと思います。なので、志望動機を面接で伝える際は、自分のことをつらつら言っても多分面接官には響きません。企業と自分の動機がどう接続するのか、企業目線での内容があるとグッと面接官は、志望動機の解像度が上がり、志望度が高い!と思ってくれるのではないか、僕はそう思います。

今日は以上です。