こんにちは。
今日は、就活生がなぜ本を読むべきなのか、というテーマについて書いてみようと思います。
なぜこのテーマで記事を書こうと思ったかというと、2つあります。1つ目が、個人的に学生の頃から読書が習慣になっていて、就活の時に読書が役立ったなという実感があるため。
そして2つ目が今日、読んだ『読書大全』というむちゃくちゃ分厚い本に本を読む、ということに関しての示唆を得られたためです。
では、早速「読書」について、就活生の目線で思うがまあに記事を書いてみようと思います。
<目次>
①就活生はなぜ本を読むべきなのか
②読書をする意味・意義とは?
③就活生の時に読んでめちゃくちゃ役立った本3選
④終わりに
<①就活生はなぜ本を読むべきなのか>
就活生に閉じず、なぜ人生において、読書をすることが重要だと言われているのでしょうか。少し、この問いについて考えて見て欲しいです。「なぜ読書をするべきなのか。」
僕、個人的には、「読書とは、他者との対話であり、他者との出会い、そして対話の総量が自己理解を深め、自分を形作るから」からかなと思ってます。
僕は、大学一年生から読書が好きで、多い時には、1日に2,3冊読んだりします。なんで好きになったのかというとあまり詳細は覚えていないのですが、今考えると、読書は気軽に自分の知らない世界を知ることができるから。前提、自分の知らないことを知りたい!という強い好奇心があったのも大きいかと思います。
まあ、そんな僕が就活中にも数多くの本を読んでいて、それが就活の一応のゴールである行きたい企業の内定を取る、という観点において、とっても役に立ったなと感じてます。
じゃあ、なぜ”就活生”が本を読むと、内定獲得により繋がるのか、その相関関係はなぜ起きるのか。
就活を方程式にするとすると、(完全に個人的な見解ですが、)3つの”知る”の掛け合わせだと思ってます。
世の中のトレンドを深く理解する×企業を深く知る×自分を深く知る
就活生がなぜ、本を読むべきなのか。それは、上記3つの因子を全て簡単に、かつ、多くの情報を、かつ網羅的に高めることができるからです。
<世の中のトレンドを深く理解する>
最初の因子は世の中のトレンドを深く知るですが、これはどの業界を志望するか、を意思決定するときに非常に重要だと思います。
なぜなら今後成長する産業と衰退する産業の企業では、入社したあと、得られることに雲泥の差があるからです。この得られることというのは、給与ももちろんそうですが、経験、人脈など長い人生において重要な無形資産も含まれます。
なので、世の中のトレンドを深く理解し、どの業界に属している企業を優先的に受けるべきなのか、は絶対知っておいた方が良いです。
<企業を深く知る>
次の因子が企業を深く知るです。いわゆる企業分析ですね。自分の入社する企業を深く知るというのは当たり前ですね。企業分析ってOB訪問とかでしたできない、と思う方もいるかと思いますが、本でもできる企業はたくさんあります。
特に社長が本を出していたり、創業社長についての伝記本が出版されているのであれば、絶対読むべきだと思ってます。
<自分を深く知る>
最後の因子が自分を深く知るになります。これは、僕が上記、「なぜ本を読むのか」の問いに対する答えで出した「対話」が読書によって数多く行うことができるからだと思ってます。
自己分析というと、机に向かって白紙とペンを持って、モチベーショングラフや過去の経験を書き出して、書き出して、書き出して、、、みたいなイメージないですか。
もちろん、その工程も自己分析ではとても重要ですが、個人的には、他者との対話こそ一番生産性の高い自己理解の方法だと思ってます。
他人に自分について話す中で、自分で話していると、ふと自然に自分の思考が整理されている感覚ってないでしょうか。対話には、「話す」というアウトプットのなかで潜在的な自分の価値観や考えが表出化される効果があるのだと思います。
その他者がめちゃくちゃ有益なフィードバックやアドバイスをくれたとしたら、一石二鳥です!(僕に有益なフィードバックやアドバイスができるか不安ですが、もし「対話」されたい方はDMください。笑)
②読書をする意味・意義とは?
前章で「なぜ読書をするべきなのか?」という問いかけをさせて頂きましたが、どのような答えを出したでしょうか。僕の答えに対して、こいつ何言ってるんだ、と思われた方も多いかもしれませんね。
僕がなぜこの問いかけをしたかというと、本日読んだ本にそう問いかけられたからです。この問いをもらった本が『読書大全』というとっても分厚い本。
この本は、経営者などのビジネスリーダーをターゲットした本ですが、個人的には、とても学びがありましたか。
冒頭のはじめにの部分で、なぜ世界のCEOはたくさんの本を読むのか。なぜマイクロソフトのビル・ゲイツが毎年一週間休みをとり、読書をするだけの時間を確保しているのか。という問いかけがありました。なぜだと思いますか?ビル・ゲイツってもはや読書しなくても良さそうじゃないですか?
答えは至極シンプル。「洞察力」を磨くため、というのがこの本の著者堀内強氏の主張です。まあ、つまり、ビル・ゲイツは別に情報収集や知識を得るために読書をしているわけではないということです。
「洞察力」とは別の言い方をすると本質を見抜く力と言えます。ビル・ゲイツは人生において、ビジネスにおいての本質は何か?を思考するために本を読んでいるということですね。
「洞察力」を磨くための読書をするためには、良著を読む必要がある。そのためには、単なるノウハウ本や薄っペラい内容の悪著は読まないことが重要、という主張もとてもなるほどなと思いました。
つまり、なぜ読書をするのか、その問いの究極の答えは、「洞察力」を磨くこと。僕はまだこの境地には全く達せていませんが、「洞察力」を磨ける本を厳選して読もう、とこの本から学びました。
とても分厚い本ですが、腰を据えて「読書」について学びたい方はぜひ読んで見てください。
③就活生の時に読んでめちゃくちゃ役立った本3選
では、最後に僕が就活中に読んで、特に役立ったと感じる本を紹介しておこうと思います。前提、僕がファーストキャリアとして選んだリクルートの内定を取る、というゴールに対して宅だった本に今回は限定させて頂きます。
包括的に、就活で役立った本については、以降の記事でかけたら書こうと思います。リクルートに興味がある方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。
<世の中のトレンドを深く知れる本>
リクルートは、いろんなビジネス展開していますが、セグメントで見ると人材業界の企業と言えると思います。なので、人材業界って今後どうなの?という問いに対して、参考になった本を紹介します。
『採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ』です!著者の黒田真行氏は、元リクルートで(確か)リクナビの編集長をされていた方です。
タイトルにある通り、人材業界の未来についての示唆はもちろん、人材業界の歴史やビジネスモデルも書かれているので、人材業界について包括的に知ることができるので、オススメの一冊です!
<企業を深く知れる本>
次にリクルートについての理解を深める本は『江副浩正』です。この本はめちゃくちゃ良いです!リクルートに興味のない方もぜひ読んでほしい。リクルートの創業者である江副氏がどのような人生を歩んできたのか、は知っていて損はないでしょう。
タイトルの通り、この本は江副氏がリクルートを創業してからの歴史を綴った伝記です。リクルートの企業分析はこの本一冊で十分です。
リクルートがこれまで約60年で2度倒産しかけた衝撃の事実から、リクルートの高い成長の支えるビジネスモデル、そしてリクルートの強さの源泉である組織や人について、全部知れます。
ちょっと分厚い点が難儀ですが、リクルート行きたいなら読まなきゃダメな本だと思います。
<自分を深く知れる本>
最後に、自分を深く知る上で役にたったのが、『リクルートのDNA 起業家精神とは何か』 です。この本はリクルート創始者の江副氏が亡くなる前、最後に書いた著書です。
この本には、江副さんの価値観がたっぷり染み込んでます。江副さんの価値観に触れ、それこそ江副さんとほんという媒体を通して「対話」することで、自分はどう感じるか?を問うことで、自己理解にだいぶつながりました。
この本もリクルートの内定欲しいなら必読の本だと個人的には思ってます。
④終わりに
今日は、就活生こそ読書をするべき、という主張をしてみました。
最後に日本人が世界的にみて、どのくらい本を読まないのか、について意味深的に最後触れて終わります。
<世界読書ランキング>
国 | ほぼ毎日(%) | 週1(%) | 月1(%) | 読まない |
中国 | 36 | 34 | 16 | 14 |
スペイン | 32 | 25 | 16 | 27 |
イギリス | 32 | 24 | 16 | 28 |
イタリア | 30 | 26 | 19 | 25 |
米国 | 30 | 25 | 16 | 29 |
ロシア | 29 | 30 | 16 | 25 |
カナダ | 29 | 22 | 16 | 33 |
フランス | 27 | 21 | 19 | 33 |
アルゼンチン | 26 | 27 | 20 | 27 |
ブラジル | 26 | 27 | 18 | 29 |
ドイツ | 25 | 25 | 18 | 32 |
オーストラリア | 23 | 19 | 20 | 38 |
メキシコ | 22 | 30 | 24 | 24 |
オランダ | 22 | 20 | 15 | 43 |
日本 | 20 | 24 | 16 | 40 |
ベルギー | 19 | 18 | 20 | 43 |
韓国 | 13 | 24 | 22 | 41 |
<引用元>
https://bvb-arigato.com/source-links-frequency-of-reading-books/