こんにちは。
今日は、「戦略的学習」をテーマに記事を書いてみようと思います。まず、僕が「戦略的学習」について着目した理由は2つあります。1つ目が、「戦略」という言葉は人事として働く中でとてもよく聞く言葉ですが、なかなか実態が掴めない言葉なので、いったい「戦略」ってなんなんだろう、と疑問に思ったこと。
そして2つ目が、今後「戦略的学習」はスキルとしてとても需要が高いスキルである、という10年後には今の雇用が半分に半分になる、と予言したオクスフォード大学のマイケル・オズボーン教授の記事に触れたからです。
ということで、直近、「戦略」という言葉によく触れるので、ここで改めて戦略について考えてみよう、というのが今の僕です。
<目次>
①そもそも戦略とは?
②戦略的に考えるとはどういうことか。
③戦略的学習とは何か
④終わりに
<①そもそも戦略とは?>
「戦略」という言葉を聞いて何が思い浮かぶでしょうか。はっきりと定義をして、と言われたらなんと定義するでしょうか。色々定義はあると思いますが、僕が一番しっくりきているのは、USJをV字回復に導いた立役者である森岡氏著の「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」
の中で森岡さんの論です。以下抜粋します。
「戦略とは、目的を達成するためにリソースを配分する選択のことである。」
つまり、目的に向けて効率的に取捨選択をしていくことが戦略ということです。経営では、ヒト・モノ・カネ・情報のリソースをどう配分し、ビジョン達成に最も効率的に近づくか?を考えることこそが、戦略ということですね。
また、よく混乱するのが、「戦略」と「戦術」の違いです。こちらも、森岡さんの論を抜粋したいと思います。
「戦術とは、戦略を実行するためのより具体的なプランのこと。」
わかりやすく例を用いて説明すると、
・東京から北海道まで2万円で行きたい!が戦略
・東京から北海道まで2万まで行くために、飛行機を予約する、が戦術
といったイメージです。
<②戦略的に考えるとはどういうことか>
戦略という言葉について、上記説明してきましたが、社会人になってからもよく聞く「戦略的思考」とはどういうことか、について考えてみたいと思います。
僕が就活時に読んでいた本で「エッセンシャル思考〜最少の時間で成果を最大にする〜」という本があります。ちなみにとてもおすすめなので、もしお時間があるようでしたら、読んでみてください。
何が言いたいかというと、この本のタイトル、最少の時間で成果を最大にするには?を考えることこそが戦略的に考える、ということだと思います。
よく学校にあんまりテスト勉強頑張ってなさそうだし、部活忙しそうだし、目にクマできてないし、(よく徹夜で勉強しているのに、あー勉強してない、やばいって言っている人いませんでしたか?)けど、テストの点数が満点、みたいな人いなかったでしょうか。要するに、要領がいい人ですね。
つまり、戦略とは、目的に対して最適な選択をし続けることに他なりません。選択とは、決めることと同じくらい、何を捨てるか、が大切です。
戦略的思考には、①目的の解像度を最大限にあげる②選択するために集中する③集中して、することと捨てることを決め、貫く、この3つを意識することが重要です。
<③戦略的学習とは何か>
では、本記事の本題である、市場価値をあげることができる「戦略的学習」について書いていこうと思います。やっとですね。すいません。
いつものごとくグーグル先生に「戦略的思考とは」を聞いてみましょう。
<引用>
戦略的学習力とは|2030年の「未来に必要スキル」1位の身につけ方 | ビジネス英語習得の本質
一言で表すと「新しいことを学ぶスキル」だそうです。ふむふむ。上記定義の引用もとの記事をもう少し読み進めてみましょう。
戦略的学習を、「何を学ぶか」と「どのように学ぶか」に分類してますね!わかりやすい!戦略的学習の第一歩は、「何を学ぶか」だと思います。僕は、人事の仕事をしている中で、「人の成長について学びたいな!」と思うようになりました。
次は、この人の成長についてをどう学ぶか?を考えて行きたいと思います。
<④終わりに>
今日は、「戦略」という言葉を軸に、記事を書いてきました。僕も決して要領のいい人間ではないです。要領のいい人はやはりかっこいいな、と思います。要領よく多くを経験し、多くを学ぶことで市場から求められる人になりたい。そのために「戦略」についてより思考を深めて行きたいなと思う今日のアウトプットでした。
今日は以上です。