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【リクルート企業分析】決算からリクルートの”今”を考えましょう

こんにちは。

今日は、リクルートの企業分析の為に、つい先日広報された「2021年3月期第3四半期決算」をみて、リクルートの今を深めていただけるような記事を書いて行こうと思います。

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<目次>

①企業分析と言えばIR分析

リクルートの決算をみてみる

③決算から見えたリクルートの”今”

④改めて見えたリクルートの強さ

<①企業分析と言えばIR分析>

就職活動をしているみなさま。受けている企業のIRを見ていますでしょうか。僕は、就職活動をしている時も、社会人になってから学生の方と面談していてもIRを読んでいる、という方にほとんどあったことがないです。

僕としては、IRを見ずに、どのように企業分析をするのか、疑問だったのですが、まあ、人それぞれの分析の仕方があるのかなーとか思います。

とはいっても、内定が欲しいなら、IRは見ましょう。そしてIRを見て、気になる部分を深掘りするだけに勝手に企業の理解は深まります。

ちなみに、IRとは何かと言うと、「インベスター・リレーションズ」の頭もじをとっており、「投資家向け広報」と訳されます。

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<引用>

IR│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

つまり、投資家に対して、企業の状況を包む隠さず載っている情報がIRなのです。会社を理解する上でIR以上に確からしい情報はないでしょう。

内定を取りたい企業があるのであれば、IRを穴があくまで眺めましょう。

 

<②リクルートの決算を見てみる>

就活をする上でIRを読み込む重要性について、説明してきました。では、早速、リクルートの2021年3月期第3四半期決算を見て見ましょう。

まず決算概要をざっくり見て見ます。

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上記を見て何が言えそうでしょうか。売上が回復傾向にある、くらいしかわからないですね。では、セグメント別に見て見ましょう。

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数字がずらりで、めまいがしそうですね。難しく考えず、何か深掘りできそうな数字はないかをざっと見て見ましょう。

まず、着目する観点として、コロナで全体売上が前年比で下がっている中でも、今回前年比でプラスに転じているセグメントはどこかという観点で見てみましょう。

まず、HRテクノロジーは、3Q前年同期比は米ドルベースで、8.8%のプラスですね!ここは、まず、着目するべきポイント①です。

次にメディア&ソリューションのセグメントを見てみましょう。販促で行くと住宅、美容が好調ですね!(旅行は、GOTOの国からの受託業務売上の貢献が大きそうなので、一旦除外します。)

人材領域は、厳しいですね。大きく前年同期比マイナスです。

ん?ちょっと、販促に戻って見ましょう。その他の項目が、167%成長?んん?その他で3ヶ月の売上が490億円??着目すべきポイント②です。

最後に、人材派遣のセグメント。人材派遣は、前年同期比微増という感じですね。

 

<③決算から見えたリクルートの”今”>

セグメント別にみて、2つのポイントに僕は着目しました。

1つ目が、HRテクノロジーに置ける売上回復傾向。そして、2つ目がメディア&ソリューション内のその他の急成長についてです。それぞれ見ていきましょう。

【HRテクノロジーに置ける回復傾向】

HRテクノロジーのセグメントはindeedとglassdoorというリクルートが買収したアメリカのHRテック企業が大半を占めているセグメントです。つまり、この2つの事業が調子がいいのですね。中でも絶好調なので、indeedです。日本でもCMでおなじみの人も多いと思います。

indeedのビジネスがコロナでも堅調であることが決算からわかります。

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https://jp.indeed.com/about

上記、indeedのホームページです。月間ユニークビジターが2億5,000万人??もう世界的に”働く”に置けるインフラになっていることがわかりますね。

ちなみに、この2億5,000万人という数字、大きすぎてあんまりピント来ないと思うので、2億のユーザー数を持っているサービスを例にあげましょう。ネットフリックスが、最近、ユーザー数が2億人を超えたことが記事になってました!もちろん、ビジネスモデルが全く異なるので、サービスとしての比較はナンセンスですが、規模感でいると、世界中で浸透しているネットフリックスと同じくらいの規模の人に影響を与えているサービスということです。

av.watch.impress.co.jp

破竹の勢いのネットフリックスのユーザー数と同規模の月間ユニークビジターを誇るindeed。すごい。indeedについては、もし気が向けば、indeedに関する分析記事を書いてみようと思います。人材の領域のGoogleと呼ばれるすごい企業なので、深く知って見たいですね。

【メディア&ソリューションのその他】

2つ目が、メディア&ソリューションのセグメントに計上されている430億円のその他について。クォーターで430億って相当大きいですよね。このその他の正体は何でしょうか。

色々、含まれていると思いますが、スタディサプリの成長が大きいかと思います。こちらもCMでご存知の方が多いかと思います。スタディサプリについての詳細は割愛しますが、中高生向けの受験勉強のためのサブスクモデルの教育サービスです。(社会人をターゲットにしたえスタディサプリENGLISHもリリースされてます。)

このスタサプがコロナ禍で爆増し、売上が大きくなっているのではないかと思います。コロナ前のデータになってしまいますが、以下20年1Qまでのスタサプ会員数の推移です。

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<引用>

スタディサプリの有料会員数の推移まとめ!直近の有料会員数は74.1万人、進研ゼミとの比較も

コロナ前でも74万人を獲得していたので、このコロナでもしかしたら、100万人の大台に乗っているかもしれませんね。 

<④改めて見えたリクルートの強さ>

さて、リクルートの決算をみて、indeedを基軸とした海外での強さ、そして、人材ビジネスに依存しない、スタサプといった新たな国内での稼ぎ頭の台頭による国内での強さについて説明してきました。

コロナで、足元の売上は下がってはいますが、海外、そして国内の戦略は共に明確であり、投資も積極的にしていく、と最近会長になられた峯岸さんもいっていました。コロナの困難を乗り越え、会社としてどんな変化をしていくのか。一平社員ですが、全社の目指すべき方向は常に意識し、目の前の仕事に取り組んで行こうと思います。

<⑤終わりに>

今日は、リクルートの企業分析ということで、リクルートの決算をベースに記事を書いてきました。冒頭で書きましたが、就活生の方は決算をみなさすぎです。逆に決算を見ないで何を企業分析をしているのだろうか、とすら思います。

数字ばかりでいやになるのはわかりますが、今回の記事でやったみたいに、セグメント別まで細かく見たときに、どこが悪くて、どこがいいのか、またそれはなぜか?を思考するだけでも、会社の理解の深まり度合いは違うと思います。

ぜひ、この記事を機に、IRをみるクセづけをしていただけたらと思います。