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就活で最終的に行く企業を選ぶ意思決定をする際に知っておくべきことについて

こんにちは!

今日は就活における意思決定について記事を書いてみようと思います!というにも、最近学生の方と面談をしている中で、以下についてのお悩みを頂くことが増えてきました。

・いくつか内定をもらっているが、どの企業を選ぶべきかでとても迷っている。

・一社内定をとりあえずもらえたが、その企業に決めきれない。

つまり、就活も終盤に差し掛かり、ファーストキャリアとしての企業を選ぶという“意思決定”で悩まれている方も多いのではないでしょうか。そこで、今日は、最後の一社を決めたい!けど、なかなか決断ができない!という方に対して、意思決定をする上で知っておくべき知識についてご提供できたらと思います!

<目次>

    1. 僕の”リクルート”という意思決定
    2. 行動経済学から学ぶ意思決定
    3. 最初の1社の意思決定にて意識すべきこと
    4. 終わりに

僕の”リクルート”という意思決定

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まず、僕が就活でした意思決定をお伝えできればと思います。僕は、ありがたいことに8社ほど内々定を頂いた中から、最終的に株式会社リクルートをファーストキャリアとして選びました。リクルートを選ぶまでに、順調な成長をしているリクルート、著しい成長をしているITベンチャー企業、そしてもっと著しい成長をしているアメリカIT企業でどこにするか?の意思決定で本当に色々考えましたし、正直むちゃ悩みました。

最終的になぜリクルートを選んだのか?について詳細は前回の記事で書いたので、気になる方は前回の記事も読んでみていただけたら幸いです。

詳細は割愛しますが、僕がリクルートを選んだのは、直感でリクルートが一番面白そう!と思ったからです。そうです。結構、えいや!で決めてしまったということです。とは言っても今の所リクルートを選んだ選択に全くは後悔はないですし、むしろ正解だったと思ってます。

しかし、ここで言いたいのは、意思決定において、直感だけでなく、もう少し論理的になる必要があったな、と今振り返ると僕は思っている、ということです。

行動経済学から学ぶ意思決定のメカニズム

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みたいな背景から、人間の意思決定のメカニズムについての興味が出てきて、そこで出会ったのが行動経済学です。 行動経済学とは、平たくお伝えをすると、経済学に心理学を掛け合わせた学問です。つまり、これまで人間は完全な合理的マンを前提にしていた経済学に、人間は必ずしも合理的な選択ばかりではない、の前提に立って、経済を考えようとする学問が行動経済学です。ちなみに、前に行動経済学についての記事も書いているので、興味があれば合わせてご参考に!

そして、2002年に行動経済学者であるダニエル・カーネマンという方がノーベル経済学賞を受賞し、一気に行動経済学の考え方が普及しました。

そして、このダニエル・カーネマンさんが書いた本が「ファスト&スロー」という本です。この本の核となる主張が、人間の脳には、「システム1」と「システム2」という2つの思考があり、人間が何か物事を意思決定する際は、この2つの思考が順番に働くということ。

「システム1」とは、直感的に素早く判断するために自動的に高速で働く思考のこと。例えば、みなさん赤信号を見たら、瞬時に止まりますよね。これは、「システム1」の思考によるものです。

そして「システム2」とは、「システム1」の後からゆっくり機能し、物事を慎重に判断・計算しようとする思考です。例えば、難しい哲学書を読んだ時、一文一文理解するために、意味を解釈しながら、時間をかけて読むかと思います。こういったケースは、「システム2」が機能してます。

そして、意思決定において重要なことは、この2つの思考が存在していることを認識した上で、安易に「システム1」の思考で全て決めてしまわないということです。なぜなら、「システム1」にはバイアスがかかっていることがあるからです。これをヒューリスティックスとかいったりしますが、人は楽に意思決定するために、先入観やこれまでの経験から意思決定をする傾向が強いことを言います。

縄文時代とか常にサバイバル環境にあった人間が、瞬時に意思決定をすることが求められていたので、この「システム1」はある種人間の本能なのですね。しかし、本当にそれでいいのか?自分は「システム1」で意思決定をしようとしていないか?と自問することが重要です。

就活の意思決定に置き換えると、CMをバンバンやっている誰しもが知っているような大企業からの内定とあまり有名ではない中小企業からの内定。おそらく「システム1」では大企業になるでしょう。しかし、本当にそれでいいのか?先入観にとらわれていないか?と自問できるかが重要ということです。 

最初の1社の意思決定にて意識すべきこと

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じゃあ、どうやったら、「システム1」の思考に惑わされず、「システム2」で論理的に考えた意思決定ができるか、ということですが、結論客観的な比較がキーだと思ってます。

ちなみに、何かを比較をする際に重要なことってなんだと思いますか?いくつか重要な要素はありますが、僕は2つ、重要なポイントがあると思ってます。

まず、1つ目が前提を明確にする、ということです。前提が明確である時と曖昧な時とでは、比較後の意思決定は全く違ったものになってしまうからです。

例えば、 アイスでガリガリ君、ジャンボ、ハーゲンダッツのショコラ味の3つのうちどれを買いますか?という意思決定に迫られたとしましょう。どれを選びますか?多分ハーゲンダッツを選ぶ方が多いかと思います。

では、”前提をサウジアラビアの真夏の灼熱の中で、”ガリガリ君、ジャンボ、ハーゲンダッツのショコラ味、どれを選びますか?としたらどうでしょう。おそらく、ガリガリ君に意思決定が変わるのではないでしょうか。(もちろん変わらずハーゲンダッツの方もいるかもしれませんが)

そして、2つ目が、比較する際は軸を設定するということです。

先ほどのアイスの例を取りましょう。前提として、普通に東京であるガリガリ君、ジャンボ、ハーゲンダッツの3つを選ぶとしましょう。この際、自分が食べるという軸で選ぶのか、それとも誰か他人にあげるという軸で選ぶのか、はたまた転売するという軸で選ぶのか、で選択するものが変わると思います。(アイスで転売はないと思いますが。)

自分で食べるとしたら、安いガリガリ君になるかもしれませんし、例えば、彼女のために買うとなるとハーゲンダッツになるかもしれません。なので、どの軸で選ぶか?の軸を設定することが重要です。

就活に置き換えると、意思決定の前提として考えるべきがキャリアイメージです。そして、軸にあるのが、そのキャリアを描くために必要な経験・スキル・環境とかになるかと思います。

つまり、結局就活で「システム2」の思考で腹落ちした意思決定をするには、内定を勝ち取った後こそ、キャリアについて考え抜き、明確な軸のもの、しっかりと比較、検討を行うということ。

いってしまえばあたり前のことなのですが、意外とできない人多いと思います。なぜなら内定をもらったら、「やっと就活終わったー!よっしゃー!解放だー!」と思考が緩むからです。かくなる僕がそうでした。お恥ずかしながら、キャリアとは、就活の時のみならず、人生を通してずっと考えるべきアジェンダです。なので僕がお伝えしたいのは、内定がでた後こそ、仕切り直して、キャリアについて考え抜いたほうが良い、ということです。

終わりに

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今日は、意思決定をテーマに記事を書いてみました! 近年だと転職が当たり前の風潮となり、第二新卒という言葉がだいぶ浸透しているので、ファーストキャリアの企業選択がもし失敗したとしてもめちゃくちゃ致命的、というわけではないかもしれません。

しかし、転職はまあパワーがかかります。自分の時間という貴重なリソースを無駄にしないためにも最初の1社を選ぶ!という意思決定は、「システム1」だけに頼らず、「システム2」でも思考して欲しいです。

今日は以上です!