こんにちは。
今日は、行動経済学を学ぶメリットは?というテーマについて記事書いてみようと思います。
なぜ、行動経済学をテーマに記事を書こうと思ったかというと、僕いま、リクルートで人事やってて、特に営業組織の育成に特化した仕事に携わっているのですが、人事って何すればいいの?と介在価値に迷うことが多かったんですよね。
1年目で人事になって、営業組織を強くするために育成回り考えて、って言われても、え、え、何すればいいん?とむちゃ戸惑いました。
そんなある時、出会ったのが行動経済学。この学問に触れて、僕が学ぶべきは人間の意思決定や行動について理解すること。なぜなら、人の成長は、意思決定や行動の質にかかっていると言っても過言ではないから。
というようなプロセスで、僕は人事として価値ある仕事するために、行動経済学、心理学など人間理解の学問インプットしてます。
今回は人事の方もそうなのですが、就活生が行動経済学をインプットするとよいだろうな、とふと思ったので、学生の方目線で行動経済学について書いていきます。
人事目線については、気がもし向いたら書きます。
<目次>
①行動経済学ってなに?
②なぜ行動経済学を学ぶとメリットがあるのか
③行動経済学を学ぶならオススメの本
➃終わりに
<①行動経済学ってなに?>
冒頭、僕が行動経済学という学問に興味を持った背景についてつらつら書きましたが、そもそも行動経済学ってどんな学問よ、学ぶメリットを伝える前に前提として説明できればと思います。
行動経済学は、心理学と経済学を融合した学問というイメージを持ってもらえる良いと思います。これまでの経済学は、人間を完全に合理的な人間である、という前提のもと、色々な理論を打ち出してきました。
が、しかし、人間は、完全に合理的ではないし、なんなら非合理的な意思決定、行動の方が多いよね。人間を神みたいに完璧な人間という前提で経済を捉えるのはやめようよ、という考えのもと広がったのが、行動経済学です。
なので、行動経済学の面白いところは、なぜ人間は正しい意思決定がいつもできないのか、正しい意思決定を阻んでいる要因は何か?を明らかにするという点です。
ダイエットしよう!!と決意したのに、コンビニふらっと寄って、気づいたら、コーラを無意識のうちに持ってコンビニから出ていた、なんてことはしょっちゅうあると思いますし、年始に立てた目標は達成した人はおそらく米粒くらいしかいないでしょう。
<②なぜ行動経済学を学ぶとメリットがあるのか。>
行動経済学のざっくりとした概要を上記で説明しましたが、では、なぜ就活中に行動経済学を学ぶと良いだろうなー、と僕がやんわり考えている理由について、ご説明しようと思います。
いよいよかよ、遅いよ、と感じる方多いと思います。お待たせしました。
結論、就活は人生に置ける重大な意思決定をするからです。これに尽きるかなと思います。行動経済学は、人が正しい意思決定を阻む要因について明らかにする学問である、とお伝えしましたが、新卒で入る会社を選ぶ!となった時に、これほど役立つ学問はないと思います。
例えば、行動経済学を就活にどう役立つか、をみてみましょう。
行動経済学の中で、選択肢が多いほど、人は正しい選択ができなくなる、という結果が立証されていたりします。
就活でできるだけ多くの会社から内定欲しい!と選択肢をなるべく広げようとするあまり、一社一社の企業分析が甘くなり、結局全滅、みたいなケースはこれに該当するかなとか思います。
就活は人生に置けるとても大切な意思決定の瞬間です。ぜひ行動経済学を学び、納得のいく意思決定ができる土台を作っていただけたらいいのではないかなと思います。
<③行動経済額を学ぶならおすすめの本>
僕が読んだいくつかの行動経済学に関する本でおすすめの本を紹介しておきます。上記で行動経済学を学ぶメリットをもしも、もしも、仮に感じて頂けたら本も読んでみてください。
<④終わりに>
今日は、行動経済学をテーマに書いてみました。完全に余談ですが、マイケル・オズボーンというとっても頭の良さそうな学者さんご存知でしょうか。
マイケルさんは、イギリスの超名門オクスフォード大学の機械学習の教授です。この人は、2013年に発表した「雇用の未来」という論文がバズって、全世界で有名人になりました。
マイケルさんは、2030年、つまり今から9年後に必要とされるスキル・知識をランキングで紹介してます。以下がそのランキングです。もっと気になる方は、記事もリンク貼っておくのでぜひ参考までに。
僕がこのランキングから何が言いたいかというと、人間に関する知識は、この先よりニーズが出てくるということです。そう考えると僕が今やっている育成という仕事、今後需要大きくなると思うので、もっと仕事頑張ろうと思えます。
今日は、以上です。それでは。