毎日のように日大アメフト部の問題がテレビで放映されています。皆さん、このことに対して何か思うことはないでしょうか。私が感じたのはなぜここまでマスメディアは同じ報道を毎日毎日繰り返し、同じ人を叩き続けるのか。他に報道すべき重要なニュースはないのだろうかということです。
もちろん、日大アメフト部での問題は衝撃的な出来事であり、繰り返してはいけない事件ではありますが、ここまで連続して報道する必要はあるのか。
そこで、マスメディア、特にテレビ局の経営に興味を持ち、調べてみるととても興味深いことを発見したので共有したいと思います。
TBSが投資家から詰問されたこととは一体?
6月に入り、企業は決算発表の時期に入っていますが、ある企業がドイツ人投資家からある2つのことについて詰問されたのをご存知でしょうか。その詰問された企業とはかの有名はテレビ局、TBSです。では、2つの詰問とは何なのでしょうか。
売上のほとんどが不動産業?
なんとTBSの売上のほとんどが不動産業からのものであり、放送事業は全く収益をあげていないという情報を得ました。
すかさずTBSのIR情報を調べてみると・・・
流石に不動産からの売上がほとんどというのは事実ではありませんでしたが、このデータから読み取れるのは放送事業の停滞感です。売上も昨年3月期に比べ下がっていますし、利益も大幅に減益しています。
やはり、放送事業は行き詰まっています。
知り合いの企業の株を買っている?
2つ目が、TBSの経営陣は知り合いの企業の株を買って、運用益を全くあげられていないというもの。流石にそんなことはあり得ないだろうと思いました。
またIRを見てみると貸借対照表の資産の欄の投資有価証券の額は、326,689(百万)から 446,974(百万)へと大幅に増えています。
ではどこの株を持っているのか調べるとTBSはテレビ局じゃなかった?:日経ビジネスオンラインという衝撃的な記事を見つけました。
この記事によるとTBSは莫大な政策保有株を所有しているとのこと。つまり、TBSが保有する株のほとんどが取引先の企業ということです。驚き。まだそんなことやってるのかと。
おわりに
今回TBSについて調べていて、思ったのはテレビのニュースでマスメディアに関して報道されることって滅多にないですよね。メスメディアは都合の悪いことはもちろん報道しないのです。ですので我々はマスメディアが報道する内容をただ鵜呑みにするのではなく、事実を確認し、思考し続けることが大切だということでしょう。