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日本人が持つ”夢のマイホーム”という価値観について

皆さんこんにちは!

今回は日本人が持つ”夢のマイホーム”という価値観はいつ誰がなぜ作ったものなのかということについて考えてみようと思います。

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なぜ”夢のマイホーム”という価値観に興味を持ったのか。

まず私がこの価値観が生まれた歴史について興味を持った背景についてお話ししたいと思います。ズバリきっかけはロバート・キヨサキ氏が書いた「金持ち父さん貧乏父さん」という本です!

「金持ち父さん貧乏父さん」には、マイホームは資産にはならないし、あまりメリットはないと書いてあったのです。お金を銀行から借りるとき、家は担保となり得るので資産として私は考えていたのですが、その常識を覆され、非常に驚きました。

マイホームを買うデメリットやリスクはいくつか記述されていましたが、私がもっとも納得したのがマイホームを買い、ローンの支払いに毎月追われて生活がカツカツになるよりも、借家に住み、余剰資産で株式投資などで資産を割り当てたほうがはるかにリターンが大きいということです。

そう考えるとマイホームではなく、不動産投資は良い選択と言えるでしょう。マイホームと不動産投資の違いについては次回、詳しくご説明しようと思います。

では、この”夢のマイホーム”というリスクが大きい価値観、つまり常識を日本人はいつからなぜ持つようになったのか?その答えは日本の歴史にありました。

きっかけは第二次世界大戦での敗北と朝鮮戦争

日本は1945年の第二次世界大戦での敗北し、国土の大半を焼け野原にされてしまいました。戦後の急激なインフラも合間って貸家の建築費も高騰し、事業として成り立たなくなってしまいました。つまり、都市における住宅供給が完全に行き詰まり、住宅難に陥ったのです。

そんな状況から5年が経ち、日本経済に転機が訪れます。それが朝鮮戦争です。日本は朝鮮戦争において物資供給源の役割を担うことで国内の工業が復活し、のちに高度経済成長に繋がっていきます。

経済成長に伴い日本の地価も順調に上がっていきます。しかし、一斉に多くの人が都市になだれ込んできたため住宅供給が間に合わないという問題が浮上したのです。この問題を解決し、かつ日本経済の発展に貢献した人物がいます。それが阪急阪神東宝グループ創始者小林一三氏なのです。

小林氏が生み出した小林モデルとは

小林氏が戦前もっとも注力したのが土地開発です。小林モデルと言われるこの土地開発戦略はどういうものなのかというと安く仕入れた土地を付加価値を高めて売るというものです。具体的には山林などの地方の土地を買い、鉄道を敷き、駅の周りに住宅を建て、その住宅を一般の労働者に売るというものです。

しかし、一般の労働者は住宅を購入する金銭的余裕はありません。そこで小林氏は住宅ローンで購入者に金を貸すことを思いつき、始めたのです。これにより、鉄道を中心とした金融、住宅がシナジーを産み、大きく日本の経済成長に貢献したと言えます。つまり、阪神阪急東宝グループは革新的なビジネスモデルを産み出したすごい企業と言えます。

そう考えると小林一三が”マイホーム”という価値観、常識を作った人物であり、住宅ローンを多くの人々が組むことによって、国としても税収が多く取れる。こういった背景があり、”夢のマイホーム”という価値観は生まれたのです。

しかし、時代は大きく変化しています。今一度マイホームを持つことが正しい選択なのかを常識にとらわれず、考えていく必要があるでしょう。